一覧へ戻る | ■ 2016.03.11 ドライクリーニング理論は偶然から生まれた | 日々雑感 | |
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スーツやワンピース等、おしゃれ着のお手入れにとって無くてはならないモノ・・・、それはドライクリーニングです。 そもそも、ドライクリーニングはどのようにして生まれたのでしょうか?
☆彡ファッションの街パリで1825年に偶然発見! ドライクリーニングの起源は1825年にフランス・パリのサンマルタンでジョリー・ベランという人が初めてドライクリーニングを開業したとされています。 ベランは仕立て屋さんでしたが、仕事中にテーブルクロスに誤ってランプのオイルを溢してしまいました。 すると・・・、クロスにあった汚れが、驚いた事に綺麗に取れてしまったのです。更にオイルは短時間で乾いてしまい、クロスの生地の張りもそのまま損なわれていませんでした。
ということで、ドライクリーニング理論はうっかりした失敗から偶然に大発見されたのです。
ドライクリーニング理論発見の以前からオシャレな洋服はありましたが、当時では<洗濯する>=<水洗いする>というのが当然のことでした。 水で洗ってしまうと、繊維が水を吸収してそのまま乾燥すればシワになったり、染色や風合いが損なわれてしまうので、オシャレなドレスなどは使い捨ての贅沢な衣類になり、貴族しか着られませんでした。 つまりファッションは貴族だけの楽しみだったのです。
ベランの大発見は1855年の第1回パリ万博で発表され、「フレンチ・クリーニング」として世界中に広まり、デザインを崩す事なく洗えるドライクリーニング技術が進歩し、繊維産業そのものの発展もあり、その後、20世紀そして21世紀へと、オシャレを楽しむ事が出来るファッションが大衆化する時代へと変わりました。 |
2016.03.11 hide |
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